そういやタイトーもさよならだった…

余所の掲示板にレスつけて思い出してどうする(笑)という事で私のタイトー観をば。この子最後スクウェアエニックスに吸収されちゃうんだよねぇ(´・ω・)

私のタイトーのイメージは、家庭用でクソゲー乱造し、アーケードは2番煎じ。でもたまに光るモノを出すトコ、ってイメージでした。元々アーケード派で家庭用ゲームをバカにしてた俺的には、やはりアーケードゲームに思い入れが激しくあります。
ぱっと思い出せるのは、チェイスHQダライアスに受けた衝撃でした。チェイスHQの、避ける対象でしか無かった敵車に「ぶつける」という逆転の発想。「ナンシーより緊急連絡」は身内でかなり流行りました。3画面筐体を使用し、ケツに響く重低音のダライアスは、新宿の専門学校の授業の合間の指定席だったような気がします。1クリア20分程だったので授業の移動時間などにやったりもしたなあ…。映像と音のシンクロ率はタイトーのゲームが一番です。そしてゲーム会社に入ってからも、バブルボブルやドンドコドンの様な固定画面アクションが仕事帰りに仲間で遊ぶゲームの定番でした。皆で連コインして100面クリアー、とか何度した事でしょう。エンドロール中にボタン押しちゃってブーイング受けたりね(^^ゞ その数年後、自らレインボーアイランドを移植する機会に恵まれるとは数奇なめぐり合わせでした(萌えキャラ化したりはしてますが…)。

そして、制作者として感銘を受けたのはガンフロンティアメタルブラック、ルナークやラスタンサーガ等の、世界観を確立しているゲーム群です。予算が無くても、制限はあっても、制作者が拘り続ける事で生まれる世界もあるのだと勇気づけられました。ガンフロンティアOPの「一片のパンすら与えられず…」のフレーズとか、今でもジワッとクるものがあります。メタルブラックは全編そんな感じでもっとヤバイ(笑) レイストームあたりはゲーム性もしっかりしていて、目に驚き・プレイして楽しいゲームの完成形だったと思います。もの悲しい世界観、そしてあのエンディングもなぁ…涙腺ゆるみますね。
そうそう、ラスボス戦がやり直し効かない(BADENDになる)のもタイトーゲームの特長でした。ガンフロンティアなんて自機のリボルバーに6発の弾丸が込められて決闘モードになったりね。緊張感あるんだよなあ…。

と、こうして書くとかなり好きなメーカーだったなぁと思い起こされます。テレビゲームと言われてまず頭に浮かぶのはタイトーのゲーム、と言っても過言ではありません。ナムコタイトー・デコ、そしてアイレム。この4社は私の血肉にかなりなってると思います。あ、もちろんテクモも(笑)

あとズンタタはとにかく好きだったなあ。適度にノイジーで適度にメロディアス。たまにニンジャウォーリアーズやカイザーナックルの様に、曲がゲームに勝っちゃってるのがありましたが…(^^ゞ

あー、だらだら書いたら本日記での自己最高長文になってる?乱文失礼…。