ウルトラマンメビウス第10話「GUYSの誇り」

ウルトラマンとツルギの共闘!CGによる板野サーカス!そして何より熱いドラマ!ラストでウルトラの母まで登場!あー今週もおもしろかったー。
ウルトラマンダイナのラストエピソードで、正体のばれたダイナを直接戦力に数えての作戦が実行されるシチュエーションがありましたが、今回は管轄外のチームが立案した怪獣殲滅作戦に対し、そのままでは一緒に巻き添えをくうであろうウルトラマンをいかに助けるかをGUYSジャパンが実践するという一風変わったお話でした。「怪獣を倒せても何か(ウルトラマン)を犠牲にしてしまうのなら、それでは自分達(GUYS)がいる意味が無い」だって。こりゃもうね、涙腺緩んじゃいますよねえ。人類を救ってくれるウルトラマンに恩返しをするGUYSの仲間。地球人は見守り助けるに価する知性体だ、というウルトラマン達の意志。只の人間ドラマとして見ると青臭くてテレる話ですが、ミライ隊員(=メビウス)が生粋の宇宙人という設定が素直にドラマを楽しませてくれます。一人コックピットに座ったミライ隊員が感極まって「ありがとう」とか漏らすあたりはホント泣けます。その言葉こそ、1話で地球に降りたウルトラマンが最初に聞いた地球人の言葉なんですよ。ええ話やー。
あとは戦闘シーンでのカメラワークにバリエーションが出れば満点なんだけどなぁ。セットが狭いのか、地面と水平のアングルばかりでちょっと単調に思います。狭いスタジオでアオると天井見えちゃうもんねぇ。