工人舎のPMとSHARPのNetWalker 所感など

両機とも店頭に置かれ出したので、かるく触った所感など書いてみたいと思います。

■工人舎PM-液晶は見やすい。タッチパネルの感度はまあまあ。ポインティングデバイスが無い状況なので、もうちょい感度が欲しいところ。

  • キーボードはそこそこ打ちやすい。半角/全角キーの位置さえ気をつければ、あとは慣れそう。
  • 液晶パネルと本体との角度は145度前後で開きが足りない印象。キー打鍵時には自分の手がジャマで視界が悪い。
  • メモリ512MBなので、やはりモッサリ気味。アプリの単独使用なら大丈夫かと。
  • 本体がプラスチック丸出しで非常に安っぽい。100均の薬剤ケース程度の質感。せめて黒が出れば……

■SHARP NetWalker

  • 液晶は非常に綺麗。タッチパネルの感度はPMと同等くらい。LOOX Uとも同じ程度。
  • 光学式のポインティングデバイスは位置の良さもあって良好に扱えた。クリックボタンも問題無し。
  • キーボードはサイズは頑張っているが、キートップの遊びが大きく、左右にカチャカチャ動く。
  • プリインストールのOpenOfficeのWordを立ち上げたら3〜40秒ほど待たされた。起動してからは普通に動く。
  • サスペンドへの以降・復帰はPDA的な快適さ。待つ感じはしない。
  • 本体質感は悪くない。高級電子辞書程度の質感で、Netbookよりも良いかも。
  • ネット端末として売ろうとしてる割に、通信手段がWi-FiかUSBイーモバくらいしか無い。

こんな感じでしょうか。残念ながらどちらもカタログスペックでだいたい想像がついた通りのマシンに個人的には感じられました。ただ、NetWalkerポインティングデバイスが予想よりも使いやすかったので、通信手段さえ増えれば、NetWalkerは持ってても良いマシンかな、と思いました。今の価格じゃちょっとアレですが(^^ゞ PMは、小さいのは良いけど、バッテリは保たないしポケットに入れたら割れちゃいそうだし、犠牲にしてるものが意外と多そうなマシンに感じました。viliv S5がサイズに対して犠牲にしてるものが殆ど無いバランスなので、ちょっと眼中には入らないですね。S5にキーボードが無い点を気にされる方もいるでしょうが、むしろ好きな外付けキーボードを連れて行けるわけですし、ソフトウェアキーボードもメール打ち程度なら楽々操作が可能です。個人的には新型LOOX Uのハードウェアキーボードより、viliv S5のソフトウェアキーボードの方が(親指タイピングに限定すれば)打ちやすいと感じています。

ともあれ、各社から小型モバイル機器がリリースされる現状は嬉しい状況ではあるので、viliv S5の地位を脅かす存在の登場に期待したいと思います。S5がもうちょい薄くなると最高なんですけどね〜。