XBOX360を一日弄ってみての所感・LIVE編

新しくなったXBOXLIVEについて、一日触った感想です。このあたりホントは本体システムとシームレスなのでどっちに書こうか迷った部分もありますが、まあテキトーに。

■いつでも呼び出せるLIVEダッシュボードとオンライン表示■360対応ゲームのプレイ中でなら、フレンドがオンラインした瞬間に「○○がオンラインしました」とゲーム画面にインポーズ表示が出ます。この画面の時にコントローラのロゴボタンを押すと、その相手にメールやボイスメッセージを出したり、今プレイ中のゲームに招待できちゃうのデス。別のレイヤーで常にシステムが全体を監視してる感じですね。実際、リッジプレイ中にフレンドからのボイスメール貰って、レース中に聞いたりできました*1。こちらが返信する際もゲームを止める必要はなく、ロゴボタンを押してフレンドへのメッセージを選択、声を吹き込むなりすればいいのです。凄い事だよなあコレって。もちろん以前のLIVEの様に、メールや招待もリアルタイムで表示が出ます。昨日遊んだ初LIVEの人がしきりに感心してましたヨ(笑)

■プロフィールに入れる要素が増えた■楽しく遊んだ相手とまた出会うための名刺、ゲーマーカード*2。このカードに自分のアイコンやモットー・後述する「実績」等を載せ、自分がどういうプレイヤーかを周囲に報せやすくなりました。そして何より嬉しいのが「ゲーマーゾーン」の表示。「レクリエーション」「プロ」「ファミリー」「アンダーグラウンド」と4つのカテゴリから、自分のスタイルを選択しておけます。私は「楽しく、くつろぎながら」のレクリエーション。以前のLIVEではガチ勝負好きと息抜き派で気まずい温度差がありましたが、これで結構緩和できそうですね。特に米人あたりはゲーム中はFuck連呼で終わった後には「GoodGame!」でしたから、そういうのが好きな人は「アンダーグラウンド」にしとけ、って事です。
今現在、私のフレンドは全員「レクリエーション」ですね。プレイ中にバカ話してる様な遊び方ですから、真剣にプレイしてる人は怒り出すかもですし…内容的にはアングラかも?(笑)
ちなみにこのプロフィールやフレンドのオン・オフライン確認はWEBページやMSNメッセンジャーからも出来ます。つーか初代箱が既にやってて知ってる人は便利に使ってた機能ですね。凄いのに誰も知らない機能かも…。

■テキストメールもボイスメールも出し放題■初代LIVEでは、メッセンジャー的な、オンラインにいる相手にボイスメールやゲームへの招待状を出すスタイルでしたが、360ではメール類をサーバーがプールするシステムになっていて、オフラインの相手にもメール等を出すことが可能になりました。次回LIVEに繋いだ時点で自動的に相手に届きます。USBキーボードが標準対応なので、こうしたコミュニケーションは普及するでしょうねえ。また、フレンドのオンライン履歴に日数表示が付きました*3。良く来る人とめったに来ない人等も一目瞭然です。

■ゲームの「実績」機能がなにげにスゴい■フレンド登録したプレイヤーが、どのゲームを遊んでいてどの程度進めてるか「実績」表示がつきました。例えばリッジ6だと36のカテゴリで「800KM走破」「国際マッチ出場資格」等の条件がそれぞれに割り振られていて、満たす毎に「2/36」等表示されています。スマッシュTVでは12のカテゴリで、「CashPile」「FastBoss」等を見たかどうかで埋まっていく様です。趣味や実力の合う人探しがグッと楽になりましたが、プライバシーもへったくれも無いですね(笑) 例えばときメモがもしも出たら「虹弁イベント発生」「藤崎詩織END」とか表示されるのかー!?

ゲーム以上に本体のシステムがすげー練られてるあたりはituneとipodの関係に似てるかも。XBOXが好きな人ってのはLIVEを中心としたこのシステムのファンだと思うんですがどうでしょね。
初代箱のLIVEも非常に優秀でしたが、今回の360のシステムはまさにオンリー・ワン。ゲームソフトだけで無く、その遊びの環境やコミュニケーション手段も工夫されててオジサンおもわずキュンとしちゃってます。この楽しみが広く知られる事を願いたいものですが、マイナーハードだからここまで好きなのかもしれんなあ、とアンビバレンツな態度で終わりたいと思います、まる。

*1:観戦モード時の話ですので念のため。試合中に聞くのはさすがにマナー違反かとw

*2:このカードで登録した仲間をフレンド・そのリストをフレンドリストと言います

*3:前回のプレイ:○分前と出ます。ゲーム中の人は「○○をプレイ中」と出ます