風邪の療養しつつブルードラゴンやりつつもの申す

鼻ズルズルで頭ボーッとしてたんでカコナール飲んで寝てました。とは言え何も生産性が無いのもアレなので、ベッドの中からブルードラゴン。カゲのスキルをあちこちつまみ食いしてるんでレベルがいまひとつ上がってませんが、現在レベル16で4人パーティが落ち着いてきたあたりです。いやー、面白い。もうプレイが10時間近いですヨ。敵同士をぶつけて相殺する等の戦闘システムが楽しいですねー。
でもしかし、手放しに褒められないトコロももちろんあります。つーかストーリー面での導線の雑さがかなり気になってるんですがー。主人公側とプレイヤー側での知識の齟齬が多いというか、設定をゲーム内で説明しきれてないというか。不時着して飛ばされた地から自分の村に帰るって話なのに、それがどこかプレイヤー側には説明無いんですよ。いやね、どこか分からない世界に降りたって迷いながら帰り着く旅、って話ならそれでいいんですが、このゲームは最初からワールドマップが用意されてるんですわ。でも地名は出ないわ、自分の村がどこかマークも無いわで…なんなんだこりゃ?状態です。 
物語上でも主人公達は全然焦って無いんで、どうやら帰り道を「知っている」みたいなんですよね。でもプレイヤーである俺は知らない。このあたりのズレが嫌な感じ。ゲーム的には一本道だからそんなの気にしなくても出来るのですが、ロールプレイとしての一体感はかなり削がれてます。
このあたり、普通のRPGみたいに村の長老さん等が「君たちの村へ帰るにはここから○の方角に〜」くらい行ってくれれば納得できもするんですけどね。このゲームではその段取りは省いて、いきなり村の人が「○○の崖は西の方角だ。気をつけてな」とか勝手に次の行き先を指定してきやがるのです。その崖が何かはまったく説明ナシで!つーかそれ村に帰るのに必要な場所なの?その前に村の場所教えてクレよ!地図のだいたいの場所でいいからよ!(笑)
つまるところ、戦闘を中心としたゲームシステム等は快適で楽しいし、キャラクタードラマとしてもその場その場では面白い。なのに、その前段階での主人公達の動機や目的が描けてないので旅路自体には今ひとつのめり込めない感じ…という所感でアリマス。これは今後プレイしていく過程で変わるんだろうか…ていうか俺が気にしすぎですかね?でも物語性のあるゲームでは結構大事なトコですよね、コレって。対象年齢低め狙ってるからいい、ってモンでも無いと思うんで(^_^;)
…と、気に入ってプレイしてるのに文句ばかりになったのでフォロー入れときますが、鳥山ワールド堪能ゲームとしては非常にイイと思います!特に多彩なメカ群が素晴らしい!ドリルメカからザコロボットまで、視覚にバッチリ訴えてきますわー。また画面全体の被写界深度が自然で、遠くまでハッキリ映ってないのが自然で良いです。見たことのない世界を歩くって面で、やはりビジュアルの美しさってのは高ポイントだと思います。
あーあと川澄の歌!いきなり流れ出してビビリましたが、ちゃんといい歌でした!よかったー(笑)

PS:この後続きをプレイしたら、とりあえず最低限の説明はされたのでとりあえず納得。強制デモでなんでも説明していく方針みたいだなこのゲームは……。