XBOX360・トラスティベル体験版が配信


バテンカイトススタッフの新作。ブルードラゴンから360に入った層が待望してたゲームですかね。「集まれ!ピニャータ」の体験版も配信されてたのですが、まずはこっちをプレイ(笑)。老いさらばえたとは言え自称シューター&格闘ゲーマーですんで、RPGの様な作業ゲームは出来ない体の俺なのですが、これは戦闘が疑似アクションで良いかも。キャラもかぁいいし。

平野綾でしょでしょ。かぁいいのに傘で敵をフルボッコ

小林由美子も居るしー。山崎パンは最高の職場なんじゃよー!

前原屋敷が建ったりしそうな花畑と少女2人。つーかこれはどこの雛見沢ですか(^^ゞ


ゲーム全体を包む柔らかく綺麗なグラフィック。引いた視点が多く、スタッフ的には背景美術を重視してる様ですね。でも見栄えに凝ったせいか、終始バイオハザード的カメラ固定スクロールで視界的に不自由な行動を強いられます。しかもその見にくさをゲーム性にしてるフシもあって、ちょっと意地悪だなぁと思いました。手前の草で覆った先に道がある、とか終始そんな感じ。往年のシェラオンラインのアクションADVかと思った(^^ゞ

こんな状態で移動しろという……。

戦闘システムは行動ゲージ制で、5秒間の間に移動や攻撃・アイテム使用をリアルタイムで行うシステムです。攻撃はボタンに完全対応なので、優雅な雰囲気のゲームの割に連打率が高いです(笑) 敵からの攻撃時には、タイミングよく防御ボタンを押す要素があり飽きにくくなっています。背後をとれば防御されない等、アクションゲーム的な戦いが楽しめるのは個人的にかなり高評価です。連打で溜めたゲージが必殺技の威力に影響するのですが、最大までゲージ溜めると音声&ポーズでキメてから攻撃する等、格ゲーの超必殺っぽくて大好きです(笑)
さらに面白いのは、フィールド上の「日向」と「日陰」が地形効果としてゲームに影響するところで、敵の性質や形状が変化したり、必殺技のタイプが変化します。最初のザコ的小さいカボチャのモンスターが、日陰に入ったとたん巨大&凶暴になるのは結構おおっ!と思いました。
RPG嫌いの俺が一気にプレイしきった程に(主に戦闘が)面白かった本作ですが、ことごとくカメラの悪さが残念です。フィールド上では歩きにくいし、戦闘中には画面外のどこに敵がいるのか表示もされません(上空視点はありますが、そうすると今度は攻撃が当てづらいという……)。プレイヤーキャラ達にはもちろん見えている筈なのに、操作するプレイヤーにはその情報は来ないという、キャラとの一体感を阻害したつくりなのが非常に残念です。「プレイヤー主観視点」に切り替えさえ出来ればこのストレスは解放されるのですが、果たして製品版では実装してくれてたりするかな?無理だろうなぁ……。
会話すべきNPCに近づいても画面上でそのアナウンスが無い(会話アイコン等が出ないので間合いが掴みづらい)とか、建物内でNPCが進路妨害をして出れなくなる等、あんまり操作性については気を遣ってない感じがするのですが、まあ余り時間もかけてられなかったのでしょう。発売タイミングとしては悪くないと思うので、不平を言いながらも楽しくプレイしたいなぁ、なんて思ってます。つーわけできっと買います(笑)