工人舎のUMPC・PA触ってきました

screenshot
http://jp.kohjinsha.com/models/pa/index.html
店頭に現物が置いてあったので一通り弄ってみました。まずはキーボード。結構普通に打てました。配列がどうしても多少変態になりますが、このサイズのキーを高速タイプする事は無いと思うので確認しつつ打つ分には問題無いかと。キートップのぐらつきも無く、ちょいキツめのバネ感のあるタッチでした。そしてなんか複数付いてるポインティングデバイスパームレストと、液晶パネル左上部には光学式センサーがあるのですが、どちらもちょっと慣れれば自在に扱えそうな手応えです。加えて液晶左にはカーソルキーがわりのボタンが、液晶右にはマウス左右クリック&スクロール用のボタンが、ともにセンターボタン付きの円形状のパーツに配置されてます。カーソルキー部分は、私がいじった限りでは完全4方向で斜めの入力は無理そうでした。というかセンターキーが押しやすいせいで誤爆気味。慣れれば大丈夫とは思います。 これらに加えて、タッチパネルまであるワケですが、タッチパネルの精度も素晴らしく、少なくともvilivS5と同等の敏感な反応っぷりです。液晶の映りも非常に綺麗で、最初に画面を見たときはダミーのコールドモックかと思ったくらいです。粒子感など全くない、ケータイの液晶並みの高画質でした。
そしてそして、気になる動作速度ですが……メインメモリ512MBとはいえ、viliv使ってる時と変わらない感じで、特に気になる程遅い印象は無かったです。気になったのは、本体下部がフラットでは無いのと、素材が金属なせいか、熱が手に直接クる事くらいですね。とはいえ、小型PCでネックになりやすい操作性の問題を、ポインティングデバイスの数をもって迎え撃つってのは強引だけど有効でした。防犯タグのせいで液晶の回転ができずピュアタブ状態にしての操作が試せなかったのが残念ですが、vilivS5を持っていなければ、欲しいマシンの最右翼になってたと思います。欲しくなるマシンが世にいくつも出てくれるってのは嬉しいですわー。