つよきす・惜しいとは思うんだよネー

http://d.hatena.ne.jp/terasuy/20060711/p1
丁度テレ玉で録画してた第2話を見終わったときに「青ひげノート」さんの記事が目に止まったので思わずトラックバック。私は元のPCゲームは発売日に購入&気に入ってフルコンプしてるクチですが、今回のアニメ版は意外に好きです。ファン視点での減点法で見ると殆ど0点だとは思いますが、キャラクターの性格付けや言動は原作をちゃんと消化してますし(レオだけは所謂ハーレムアニメ的な軟弱キャラ化してしまって苦笑モノですが)、肝心の脚本が王道ながら普通に面白い。原作のPCゲームは反則ギリギリのアニメ・マンガパロディネタで笑わせているのに対し、商業アニメとしてそれらが使えない以上、はじめから完全オリジナル脚本ってのは全然アリだと思います。これでスタッフの「ツンデレわからない」「原作未見」等のいらんコメントさえ無ければ十分合格点でした。ですが知ってしまった以上どうしても感情的にはならざるを得ないのもまた事実。実際問題、まだ2話だと言うのに作画が崩壊しているあたり、先のコメントと併せ制作サイドのやる気の無さが感じられてしまったりするのですヨ。京都アニメで作り直しを要求する!とは言いませんが(笑)、これで作画さえ良くて声優陣がゲームのままならなぁ……。等と無い物ねだりをしてる間に1クール消化して忘れ去られちゃうんでしょうねぇ。勿体ないなぁ。
というか、とりあえず皆さん見てから意見なり文句なり書いた方が良いと思うのは俺だけでしょーか。青ひげさんの意見は、ご本人が視聴をした上で「そんなに悪くないじゃん」と書かれてるのなら頷けるのですが、見てもいない・好きでも無いアニメをクズ呼ばわりされて何故ショックを受けているのか、その辺りに首をかしげてしまいました。
作品の評価を下げているのはファンじゃないか、との事ですが、原作を貶める「アニメ版」の評価は、原作ファンによって下げる必要があるのです。でないと「おまえらこんなの好きだったのか」と思われてしまうのですから。「原作はもっと面白いんだ」という悲痛なファンの叫びこそ、無視しちゃいけない弱者的意見であると言っておきます。放映されちゃった方がやっぱ強いですから、イメージとしては。
……と、はじめにも触れましたが、私はアニメ版は見てますし、見続けられる程度には作品を面白がってます(笑)