ミニチュア撮影用・最新コンデジ選び

以前から何度か書いてますが、自分が本ブログ等で現在使用しているデジカメはFinepixのF30です。これは高感度撮影においては右に出るモノは無く、主にイベント会場でのノンフラッシュでの室内撮影で威力を発揮する素晴らしい機種なのですが、マクロはワイド端で5㎝からと得意ではありません。リコーやカシオの1㎝マクロ機種を使ってた頃が懐かしくも感じてきたので、マクロ撮影に強そうなこの春の新機種を実際に触って選んでみました。最終的に以下の2機種が最後まで気になってます。

本命■リコーCaplioR6■
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r6/
Caplioシリーズの偶数番は毎度完成度が高いと評判ですが(奇数番は実験・試作機能が多い)、今回のR6は実際Rシリーズの集大成とも言える完成度に思えました。各動作に「待つ」事が殆ど必要無い軽快なレスポンスに加え、メニュー周りの使い勝手の良さ、ボタンの配置共良く考慮されており隙がありません。28㎜からの広角、光学7.1倍ズーム、役に立つ手ぶれ補正(どこぞで4段分とか言われてましたが…)、ISO400までは不安無く使える高感度、2.7インチの液晶ファインダーの良好な視認性・追従性。視野角も170度程はありそうでもー完璧です。ソフト処理による顔認識の弱さと、動画撮影時にズームが効かない事を除けばスペック的に他機種を凌駕する『全部入り』コンデジとして高いレベルにあると言えるでしょう。実際アキバヨドバシでは完売してましたし(元々ヨドバシはリコーびいきですが(^_^;))

実際弄ってて各機能の操作が使いやすく、気が利いてる感じがします。露出調整等はADJキー1発で行けますし、ISOの上限を設定できるので勝手に高感度にされすぎる不安もありません。店内での試用なので暗所のフォーカスはちょっと試せませんでしたが、フォーカスも小気味良い速度でバシバシ決まりました。(F30が遅めのフォーカスなので余計そう感じる…) 本体も前機種より6㎜も薄くなり、この薄さで光学7倍ズームはスゲーかと。胸ポケットに入れても不自然さも無いでしょうね。うーん欲しい(笑)

次点■ソニーCyber-shotT100
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T100/index.html
実はR6以外の選択肢は今回無いだろうなと思っていたのですが、店頭で実際に弄ってT100の出来の良さに感心したので紹介しておきます。こちらも数世代経過して完成度がかなり上がってました。まずはマクロボタンを2度押しで1㎝まで寄れる拡大鏡モード。3インチ液晶の見やすさと相まってミニチュア撮影には非常に使えそうです。このモードでも白トビしない良い具合でフラッシュが当たるので、マクロ撮影ならコレでいいかー、とか思える程です。加えて最近の機種の流行の顔認識も先発のフジ同様、かなりの追従性の良さで役に立ちそうなのが羨ましい〜。後ピンや露出オーバーに悩まずに済むのは良いですよねぇ。ドールの顔をちゃんと認識してくれるのかゼヒ試したいところです。
他には動画録画時にも光学5倍ズームが可能ってのが良いですね。高感度もISO800くらいまでならノイズも気にならない程で、やっとフジ以外で高感度をまともに使える(ウリにしていい)機種が出たなぁって感じです。メニューがいちいちアニメーションしたり、HOMEとMODEの2重構造で各機能を把握しにくい等の難点はありますが、ソニー機種なら販売台数も多く値引きも期待できそうなので、安かったらコッチ買うのもアリだなあと。広角が弱いのも別売りのワイドコンバージョンアダプタが出たのでフォローできそうですし。そういや前回リングライトが出てましたが、実際使い物になったんでしょーかアレ。HD出力をはじめ、オプション類がいろいろ面白そうなんですよねソニー機種は。

という訳で、現在上記2機種のどちらかを買ってしまいそうなのです。F30がある現時点で特に必要性は感じてないのですが、今回の2機種はそれをさておいても買っちゃっても良いんじゃないかってくらい出来がイイモノなので……。F30だと胸ポケットに入れるには大きすぎますしね(^_^;)
まあ、実売35000円を切った辺りでコロッと行きますよ、といちおう予告しておきマスという事で(笑)