ヒートペンでドールヘッド加工

先日紹介したヒートペン、とりあえずマフィンヘッドのオープンマウス加工に使ってみました。ヤスリ等の処理はしていない、ヒートペンのみの状態です。なかなかいい感じにエッジがたったヨー。ビットは別売りの精密セットのウェルダー2.5を使用しました。温度は230度でトライ。

うっう〜、これは楽しいかも。ここまで自由度高いとは思いませんでした。ウェルダーの先端で切り開きつつ平らな面で溶かし均していく、という行程の繰り返しでやってみましたが、カッター加工と違って失敗しても周辺を溶かして修復できるのがすばらしい。その分、満足いくまで試行錯誤ができちゃうのでキリが無いってのもありますが(^^ゞ、パテ盛り加工等に不向きなPVCやソフビにはかなり有効な手段じゃないでしょうかねコレ。
作業してての注意点ですが、時間とともにビット先端にススが付くので、拭き取りながらやらないと素材に黒いススの固まりを練り込んじゃう事になるのと、ビットが銅製で柔らかい分、力を入れすぎるとビットが変形しちゃうって事ですね。それ以外は電動ルーターと違ってゴミもほとんど出ないし楽チンでした。なにより私の様な非力な野郎でもサクサク加工できるのが良いですね。ドールアイ加工でピンバイス使うとき、いつも手を痛めているので今度からコイツで穴空けもしてしまおうかと思ってます。
ボークスさん、造形村ヒートペン、とか銘打ってDDの加工用に販売したらけっこうイケるんじゃないっすか? あ、それともパラボックスの店長さんにかけあうかな(笑)