旧モデルと比べてのLOOX U/C30Nの評価

LOOX U/C30Nを使って一週間ほど経ちますので、以前所持していたアスキーコラボモデルから良くなった点・悪くなった点などを書いてみたいと思います。

■良くなった点■
★キーボードがかなり使いやすくなった!

  • キートップの形状が改良され、隣を巻き込んで押す事がかなり減りました。さらにキーアサインも改善され、多用するキーはFnキーと併用しなくて済むように。不便なのはカッコとアットマークくらいですかね。その程度は単語登録して済ませてます。いやしかし、ホントこんな小さいキートップなのに誤打が非常に少ないのに自分で驚いてます。TABと半角キーの位置も当初とまどいましたが慣れちゃいました。両手持ちでの親指タイピングも十分可能なサイズなので、場所を問わずにキータイプできちゃいます。


★液晶が見やすく綺麗になった!

  • 旧機種(アスコラ)では、縦持ちの際の視野角が狭くて、右目と左目で違う映像が見えて気持ち悪くなったりしてましたが、新モデルの液晶は視野角が広くて良いです。彩度も高く、タッチパネル特有のざらつきも皆無で、すっかり見慣れたtx2505の液晶の汚さを再確認してしまいました(笑) 5.6インチでWXGAというのも、普段WILLCOM03でも文字サイズ最小で使ってる身としては普通ですね。細かすぎてソンは無いとゆーか。


★ボタン類が押しやすくなった

  • 旧機種よりもボタンが大サイズ化&形状が素直になり押しやすくなりました。ストロークも十分。


★端子カバーが無くなった

  • USBの端子カバーが廃止され、直接ブスッと挿せる様になりました。旧機種ではゴムカバーをいちいちズラすのが面倒だったので嬉しいです。


★バッテリの保ちが伸びまくり


★発熱が減った

  • 昨今の寒い季節柄というのもあるのでしょうが、省電力オフでニコニコ動画など見ていても、ファンが回る事もさほど無く、ぬくい程度で動いてます。tx2505の様な人肌以上の熱さも無いので、非常に安心感が(笑)


■ 悪くなった点 ■
ポインティングデバイスのアクセス性が下がった

  • 旧機種では、液晶パネル下部が斜めにカットされていたので、パネルを起こした状態でもポインティングデバイスの操作が可能だったのですが、新モデルではパネルがスクウェア形状になってしまった為、液晶パネルを起こしているとポインティングデバイスに指が届きません。うーん、なんでこうなっちゃったんだろ……。


Wi-Fiの電波の掴みが弱い

  • 今まで使ってきたどのノートPCよりも受信感度が低いです。初期不良レベルな気もしますが、2ちゃんのスレを見ても同様の意見が多いので仕様なんでしょうね。室内直線距離で、無線LANアダプタと5メートルも離れていないのに「非常に弱い」とか出てます。すぐ隣のtx2505は「非常に強い」なんですが……。念のためデバイスの省電力をオフにしてみても特に変わらずです。何か改善策はあるんだろーか……


★スピーカーの音質がチャチに

  • 旧機種よりも音割れしやすくなった気がします。つーかこんなに大ボリュームで鳴らなくてもいいと思う(^^ゞ


★本体の質感がおもちゃっぽくなった、かなぁ

  • 本体の縁の表面処理がツヤありになったせいでプラスチック感丸出しに。傷も付きやすそうでちょっと嫌ですね。天板も後ハメのアクリルパネル両面テープ留めで、かなりのコストダウンっぷりが伺えます。どうせなら天板を自分でカスタムできる様にして欲しいなぁ。


■ まとめ ■
いくつか気になる点も書きましたが、総括すると「ユーザーの要望をキチンとくみあげ改善した良機種」という評価ですね。完成度はかなり高いと思いますよ。何より旧機種の2/3以下の価格で買えてしまうのはコストパフォーマンス的にも素晴らしいと思います。