MebiusPC-NJ70Aモニタレポート・3回目


季節も夏真っ盛りとなり、やたら熱を持つウチのメインPCに代わり、部屋でネット巡回をする役目はMebiusに任せる回数が増えてきました。WEB閲覧とコメントの書き込みであればネットブックで十分ですもんね。 あとは弾幕の激しいニコニコ動画あたりがスムーズに見れさえすれば完全にメインPCは仕事用にしちゃえるのですが、こればっかりはMebiusに限らず、現状のネットブックではツラいところですね。AMD780Gを積んだウチのメインPCですら最近の高画質動画は重い場合があるので……(^^ゞ

さて、シャープさんからの3回目のお題は「お気に入りのタッチソフト」だそうで。ちょうどつい先日、光センサー液晶パッド関係のソフトウェアのバージョンアップがあり、カーソルの追従性であるとか、タップの反応が気持ち改善された気がします。使い勝手が良くなるこうした改善は嬉しいですね。加えてイルミスキャンと言うゲームソフトも無料で配信されました。これは指でやるツイスターゲーム的なものなのですが、今までとは少々違う認識技術を使っているのか、私の環境では指を認識してくれませんでした。音も画面効果も凝っていて面白そうだったのに残念。私の部屋の昭明では、ちょっと明るさが足りないみたいですね。マウスとしての利用ではさほど不自由はしていないのですが……。

と、話を「お気に入りのタッチソフト」に戻しまして。PC-NJ70Aでは、マウスのセンターボタンで液晶パッドの動作をマウスとタッチパッド、それぞれに切り替えが出来る様になっています。写真はタッチパッドモードのメニューです。いずれも液晶パッドを使っての実用アプリやゲーム類となっています。この他、マウスモード時にはカレンダーや時計を表示できるようになっています。結構便利だと思いますよ。
ここで、画面の表示域が一般的なノートPCに比べ狭いネットブックの中での、本機のアドバンテージが出てきます。本機では、液晶パッドというもう一つの画面がある事で、他のネットブックよりも使い勝手が良い場面が多々あるのです。

たとえば「電卓」。液晶パッド部分での計算結果を上画面に挿入ができるので、ウインドウの重なりを狭い画面で工夫する必要なく作業ができるのです。電卓を表示中はマウス操作ができなくなるのが盲点と言えば盲点ですが、キーボードやカーソルキーは普通に使えるので特に問題は無いでしょう。これは便利ですよー。

そして「手書き文字」と「電子辞書」。手書きでの文字の認識がかなり素晴らしく、私のキタナイ、テキトーな書き方でもこの通りイッパツで認識してくれました。キーボードを打つのが苦手な人には非常に嬉しい機能では無いかと。「電卓」も「手書き入力」も「電子辞書」も、下画面で入力した結果を上画面のアプリに挿入できるので、上手く使えば作業の効率UPが期待できそうです。
電卓などはWindows標準のものより起動が高速なくらいですし、常用できるレベルだと想います。


そしてエンターテイメント関連にも触れておきましょう。こちらはアプリ自体が光センサー液晶パッドのデモンストレーション的なもので、いろいろと光センサーの今後の可能性を感じさせてくれるものとなっていました。

「ピアノ」はヒマつぶしにはかなり良いです。複数の指を同時認識(3〜4本はイケそう)できていますが、私の操作ではついつい隣の鍵盤を一緒に叩いてしまったりしてます。簡易ながら、録音と再生も可能ですし、打鍵に応じて上画面の譜面に音符が表示されるエフェクトがつくなど、視覚的にも楽しいものになっています。もっとも、上画面は完全に飾りになっているので、既存の譜面を表示してお手本にできる等、役に立つ機能があっても良かったかも知れませんね。アップデートとかしてくれると嬉しいのですが……どうでしょう?(^^ゞ

そして、ピアノと並んで分かりやすいルールの「ボウリング」。上下の画面の連携はこのゲームが一番わかりやすいですね。指で投球後、自然に視線も上画面へ行くので理にかなっていると想いました。毎回ピンがリセットされてしまうので、スペアを取る楽しみが無いのと、ハイスコアが保存されないのが残念な点ですね。素性は良いので、演出などを工夫すればかなり面白く作れそうに思いました。

っと、私個人が気にいったアプリはこんな所ですね。この他、上下画面が連動したスライドショウも面白いですよ。冒頭で書いたように、イルミスキャンがプレイできなかったのが残念ですが、今後も新しいアプリの登場で面白くなってくれると良いですね。期待しつつ待ちたいと思います。